はじめに
猫がふみふみする行動は、彼らの独特な行動パターンの一部であり、いくつかの理由に基づいています。
また、飼い主が猫がふみふみする際に注意すべき点もあります。
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猫がふみふみする理由
甘えたい・お腹が空いたから
猫がふみふみする行動は、子猫時代の名残であり、甘えているサインとされています。
子猫は母猫の母乳を飲む際に、胸やお腹周りをふみふみすることがよくあります。これは乳腺を刺激してお乳の出を促すためですが、同時にその行動には「母猫に守られ、満たされ、愛されている」という子猫時代の感覚が蘇っているのではと考えられています。
眠たいから
猫はよく、眠そうな「ぼんやりまどろみ時間」を過ごしますね。
その心からリラックスし安心しきった時間に、ふと、ふみふみをすることがあります。
ふみふみしながら眠りにつく子もいれば、寝ながらふみふみする子もいますよ。
マーキング
ふみふみは、猫のマーキング行動の一つと考えられます。猫の足裏には臭線があり、自分の匂いをふみふみによりこすりつけることで自分の臭いを付けてマーキング行為をしているのではと言われています。
飼い主やお気に入りのアイテムにふみふみする場合は、「飼い主は私のもの」や「これは私の」と周りにアピールしているのでしょう。
ストレス
ふみふみは、不安やストレスを和らげるために行われることもあります。
心を落ち着かせようとして行われる際には、タオルケットを吸ったり、噛んだりするなど他の行動と一緒に行われることがよくあります。
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こんな猫のふみふみには要注意
ウールサッキング
毛布やクッションの生地をチューチューなど、噛み噛みする子はいらっしゃると思いますが、
実は「ウールサッキング」という危険な行為なんです。布だけでなく、ダンボールやビニールなどでも
同様に危険です。これにはストレスやフードが合っていないなどの要因が考えられます。
消化されずに食道や胃に詰まると、とても危険で命に関わることもあります。
環境の変化
環境の変化など、いつもふみふみをしていなかった子が急にし始めるときは、
ストレスや不安を抱えているので原因を取り除いてしっかり対処してあげるのが大切です。
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