実はたくさんある!猫に食べさせてはいけないものまとめ

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猫が食事をしている様子

はじめに

猫が食べてはいけないものは、その消化器系や代謝に大きな影響を及ぼす可能性があるため、
飼い主はこれらの食品や物質を猫の餌に混ぜたり与えたりしてはいけません。
以下は、一般的に猫が摂取してはいけないものをまとめましたのでご参考になさってください。

猫が食べてはいけない物

猫が食べてはいけないもの

チョコレート

チョコレートに含まれるカフェインやテオブロミンは猫の消化器系に害を及ぼし、中毒症状を引き起こす可能性があります。摂取すると神経系や心臓に影響を与え、場合によっては死に至ることもあります。

アルコール

アルコールは猫の体内で代謝されにくく、中毒症状を引き起こす可能性があります。
さらに、呼吸困難や昏
睡状態に陥ることがあります。

カフェイン

カフェインはコーヒーや紅茶、エナジードリンクなどに含まれています。猫の体内での代謝が遅いため、中毒症状を引き起こし、心臓や神経系に深刻な影響を与えることがあります。

アセトミノフェン (鎮痛剤)

人間用の鎮痛剤であるアセトミノフェンは、猫にとっては毒性が高く、肝臓障害や貧血などの健康問題を引き起こす可能性があります。

オニオン類

玉ねぎやニンニクなどのアリウム科の植物は、猫の赤血球を破壊することが知られています。
これにより、貧血や体調不良を引き起こす可能性があります。

ライ麦

ライ麦に含まれる成分が猫にとって有害であることが報告されています。消化器系のトラブルやアレルギー反応を引き起こす可能性があります。

乳製品

牛乳などの乳製品は、猫の多くは乳糖を消化する能力が低いため、下痢や消化不良を引き起こす可能性があります。

生の魚

生の魚にはチアミン欠乏症を引き起こすチアミナーゼが含まれている場合があります。
これは神経系の問題を引き起こし、重篤な場合には死に至ることもあります。

加工されていない骨は破片となって消化管を損傷し、重篤な消化器系の問題を引き起こす可能性があります。また、骨の一部が消化されないまま便となって排泄されることもあります。

生卵

生の卵にはサルモネラやビタミンB7(ビオチン)を阻害するアビジンと呼ばれる物質が含まれており、消化器系に影響を与える可能性があります。

ブドウ、レーズン

ブドウやレーズンには未だに特定の成分が特定されていないものもありますが、犬や猫にとっては腎臓障害や急性腎不全を引き起こす可能性があるとされています。

生のパン生地

生のパン生地には酵母が含まれており、猫の体内で発酵してアルコールを生成する可能性があります。
これによりアルコール中毒を引き起こす可能性があります。

ドッグフード

犬用のフードは猫の栄養ニーズに合わない場合があります。犬用のフードには猫にとって必要なタウリンやビタミンAなどが不足している可能性があります。猫が続けて犬用のフードを摂取すると、栄養不足や健康問題を引き起こす可能性があります。

人間の医薬品

猫にとって安全な医薬品の範囲は限られています。人間の医薬品は猫の体にとって毒性が高く、重篤な健康問題を引き起こす可能性があります。

 

最後に

これらの食品や物質は、猫の健康に重大なリスクをもたらす可能性があるため、飼い主は猫がこれらの物にアクセスできないように注意する必要があります。
また、猫がこれらのものを摂取した場合は、速やかに獣医師に連絡し、適切な対処法を取る必要があります
獣医師の指示に従い、必要に応じて吐き気を誘発させたり、毒物吸収を阻止するために吸着剤を与えたりします。状況に応じて獣医師の治療を受けることが重要です。

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